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2019-02-01

確定申告の月!支払調書の送付停止のご注意

2019年は、2月18日(月)から3月15日(金)までが確定申告の期間となりますね。

トライデントワークス(以下TW)は、フリーランスのイラストレーターさま、様々なジャンルの個人事業主さまとやりとりをさせていただいております。

TWのような企業は支払調書を税務署にもっていき、作家さまへは写しをお渡しする…という慣習が日本にはありましたが、昨年より支払調書の送付を停止する企業が増えてまいりました。

TWでも、この2、3月に必要となる方へはご希望に応じてお送りいたしますが、次回からは支払調書の送付を停止させていただきます。

なぜ支払調書の送付を停止する企業が増えたのか

ひとえに2016年1月より運用されたマイナンバー制度の影響のためです。
これまでは税務署に提出する支払調書の写しを作家さまへもそのままお送りすることができました。
ですが、税務署へ提出する支払調書へマイナンバーを記載することが義務づけられることになったのです…
この支払調書の写しをそのまま作家さまにお送りすることはできません。

番号法第19条「特定個人情報の提供の制限」の規定により、たとえご本人宛であっても、この支払調書の写しにマイナンバーを記載することはできないのです。

つまり、作家さまに支払調書の写しをお渡しする際にはマイナンバーを削除し、改めて支払調書をお渡しすることとなります。
やりとりをしている個人事業主さまが少数であるならばまだしも大勢となると……
ここで行われる事務処理の簡素化を目指し、各企業が調書の送付を停止しはじめたのです。

来年の確定申告に向けてご準備を!

これまで送ってくれたのに…というか支払調書を交付するのは企業の義務ではないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、支払調書において企業側に義務づけられているのは、税務署に渡すということのみに限られており、作家さまにお渡しすることは義務ではないのです(所得税法第225条)。

また、作家さま側も確定申告で支払調書を添付する義務はありません(所得税法第120条 第3項)。

作家さま、個人事業主さまには、やり取りの際に必ず企業へ送っていただくであろう請求書をお控えいただき、そちらの控えをもとに来年の確定申告をおこなっていただければと思います。

大変お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます!

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伊藤 咲

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伊藤 咲